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リファラル採用の面接で失敗しない為の準備5選【大手企業採用担当が解説】

「リファラル採用で書類選考を通過して、いよいよ面接。折角ここまで来たからなんとか面接も通過したい。後悔しないように、リファラル採用の面接の前に準備しておく事があれば教えて欲しい!」

そんなお悩みを解決致します。

本記事の内容

■リファラル採用の面接前に準備すべき事
・企業研究
・企業風土
・入社後の仕事・組織イメージ
・活躍人材
・逆質問の準備

本記事の信頼性

本記事は、現役の大手企業の採用担当が、採用の視点からリファラル採用で候補者に準備しておいて欲しい事を解説しています。
実際に現場で採用担当している為、リアルな対策になっています。

リファラル採用で書類選考を通過し、いよいよ面接が決まった

その次に気になるのは、リファラル採用の面接をどう乗り越えるかですよね。

リファラル採用の面接において、準備すべき事を5つのポイントまとめていますので、解説していきます。

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リファラル採用の面接で失敗しない為の準備5選【大手企業採用担当が解説】

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リファラル採用では、事前に社内の紹介者からある程度会社の情報が伝わっている前提で面接を進めます。

通常の採用では事前に確認できないような候補者が気になる事は、紹介者を通じて把握し、理解した上で応募してきているという前提になっています

逆を言うと、そういった「これは流石に事前に聞いてから応募してきているよね」と言うような内容を逆質問とかで聞くと「本当にこの人うちに来たいのかな?」と疑問に思ってしまいます。

そうならないように、採用する側の視点で5つのポイントをまとめて解説します。

企業研究

転職活動をしていたら、本当に行きたい企業であれば事前に企業ホームページを見たり、企業クチコミサイト(無料登録でクチコミが見れる転職会議)をみたり、上場企業であれば有価証券報告書を見たりします。

その中で、今の業績がどうなっているのか、今後どういう戦略で会社を伸ばしていこうとしているのか、会社の課題は何か等の企業情報は事前に紹介者から仕入れておくようにしましょう。

こちらの情報を聞いて「だったらやめておいたほうがいいかなー」と思うことがひょっとするとあるかもしれません。

ただ、それが結構重要で、転職してから知ったのではもう何もできないため、事前に自分が大事にしているポイントが会社の方向性として大きくずれていないかを確認することで、転職後のアンマッチを防ぐ事に繋がるからです。

リファラル採用ならではの深さで確認する事で、企業側も候補者もWin Winな関係になりますので、是非紹介者に深堀して確認するようにしましょう。

企業風土

企業風土も、企業研究と同じで、紹介者を通じて事前に確認しておきましょう。

自分が働きたい環境(ワイワイガヤガと活気がある、ボトムアップカルチャー、現場に裁量権を与えてくれる、失敗を許容してくれる等)が本当に転職先にあるのかを、リアルな紹介者の体験談をベースにヒアリングできると、入社後のカルチャーアンマッチが発生しづらくなります。

転職を希望する企業の内情が確認できるのは、リファラル採用のような機会しかありませんので、活用しない手はありません。

入社後の仕事・組織イメージ

紹介者を通じて、自分が入社後の仕事がどのようになるのか、どういった組織で仕事をする事になるのかを深堀しておきましょう

ざっくり以下のような事が事前に明確になっていると、自分が活躍できそうか、入社後も継続的に仕事ができそうかの感覚が掴めるのではないかと思います。

■入社後の仕事・組織イメージの確認ポイント
・どういったミッションを持ったチームに参加する事になるのか
・そのチームにはどんな人がいるのか
・その人は中途なのか
・それぞれの役割は何なのか
・その中で自分はどう言う期待をされどういうポジションで仕事をする事になるのか
・期待値通りに自分は価値が発揮できそうか
・そのチームが所属している組織はどういう構造か
・その組織には何人いて他にどういう仕事をしているのか

その会社で活躍している人材のコンピテンシー

その会社で活躍している人が、どういう特徴があるのかも確認しておきましょう。

入社後の仕事イメージの中で少し触れていますが、「期待通りに自分は価値発揮ができそうか」というスキル面だけではなく、コンピテンシー(ハイパフォーマーに共通する行動特性<詳細はd'sジャーナル コンピテンシーとはを参照>)の側面からも確認しておきます。

コンピテンシーを確認する事で、自分が転職後活躍できるかどうかのイメージをある程度つける事ができます

例えば、「打たれ強い」「粘り強い」「意志が強い」等です。

自分が「打たれ弱い」と自覚する面があり、新しい環境でもハイパフォーマーとして活躍したいのであれば、克服すべき課題として覚悟をして転職を決断する必要があります。

また、あまりにコンピテンシーと自分の特性にギャップがあるなら、転職を少し考えたほうがいいかもしれません。

逆質問の準備

上記を前提に、逆質問を準備しましょう。
【関連記事】面接でやると絶対NG!落ちる理由10選、面接官の好印象な行為5選

事前に聞けばわかる事を聞かずに面接の場で聞くのは、時間が勿体無いですし、事前にやれる事をやらずに面接に臨んでいる候補者は、スタンス的に問題がありそうといった印象を持たられるリスクがあります。

■逆質問例(企業風土に関する事前情報を取り入れた逆質問)
・紹介者の方から、企業風土について非常にボトムアップが定着しており、現場に権限委譲された素晴らしい会社であると伺っています。
一方で、現場に権限委譲をするとマネジメント面でコントロールが難しくなる側面も出てくると思うのですが、会社としてはどういう仕組みでそれを運営しているのでしょうか。

ポイント

ここでは、自分がその会社の中に入って、その企業風土・企業文化の中で、どういう仕組みで動いていくのかの働くイメージを確認する意図です。

逆質問部分は事前に全て紹介者から伺う事ができるのですが、後半部分を面接でも確認する事で会社としての一貫性も確認することができます。

このように、実際に紹介者のコメントをベースに後半部分をそれを補強する質問を付加して実施することで、「ちゃんと事前に紹介者に確認できている」というのと、「自分で確認したいポイントが整理できている」という印象を与える事ができる為、おすすめです。

まとめ

【関連記事】採用面接の自己紹介を1分で行い、面接官の好印象を得られる方法

リファラル採用における、事前に準備しておくことを解説しました。

リファラル採用では、通常採用と違って事前に準備できることが非常に多いはずです。

それを怠って面接に臨むと、折角リファラル採用を通じた内定という絶好の機会を逃すことになります。

是非しっかり準備して面接に臨むようにしましょう。

面接に臨む前に、メンタリストDaiGoの本をさっと目を通しておいてください。

採用からするとしっかり対策されていて嫌だなあと思う反面、応募者にとっては有益な情報が多いです。


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  • この記事を書いた人

べるぜ

●大手企業管理職 ●採用やマネジメントを担当 ●全社表彰や最優秀組織長賞等といった表彰をいくつも受賞 ●30代半ばにして年収1,300万円達成 ●大手メディアにマネジメントに関する寄稿経験あり

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