転職のための資格取得

IT未経験の資格は転職に役立つ?おすすめ4選【体験談を元に解説】



悩む人
IT業界未経験で転職を考えている私。転職する前に取っておいた方がいい資格があれば教えて欲しい。そもそも転職に資格の意味があるかも含めて知りたい!

本記事ではそんな方のお悩みを解決します。

こんな方におすすめ

  • IT未経験だが、今後の事を考えてIT業界に転職を考えている
  • 転職するにあたって、資格を取る意味があるか知りたい
  • そもそも未経験でIT資格に合格できるのか知りたい
  • IT業界に転職する際に、ゼロから転職活動をして内定を貰うのは難しそうなので資格を取っておきたい
  • IT系の初心者向け資格を知りたい

本記事の信頼性

本記事は、実際20代IT未経験だった私が資格を取得して転職にした体験談から記載をしています。

また、結果的に大手企業のIT担当管理職や採用担当の立場の側面もあり、未経験の人が資格を取って面接に来た際にどう考えるかも含めて解説しています

未経験でIT業界を目指そうにも、右も左もわからないから、何から手をつければいいかわかりませんよね

私もそうだったので、その気持ちよくわかります

私が実際に資格取得してIT業界に転職した体験談をベースに解説しますでの、ご安心ください

結論から言うと、以下の4つのベンダ系資格がオススメです。

資格名 内容
CCNA ネットワーク製品の最大手Cisco社のネットワークシステム取扱いに関するエントリー資格
LPIC Lv1 LINUXというOSに関するスキルを扱うエントリー資格
OracleMaster Bronze Oracleというデータベース製品に関するスキルのエントリー資格
Javaプログラマ Javaというプログラミング言語に関するスキルのエントリー資格

理由は2つあって、「独学でも取得可能であること」「国家資格よりも具体的な業務に直結しているから

実際に私の成功体験としても、ベンダ系資格を取ってから一部上場企業に採用されたと言う背景もあります

それでは早速具体的に解説していきます!

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未経験でIT系の資格を取得するにあたって、IT職種の構造と資格の構造をまずは理解しましょう。

その後に代表的な資格の説明に入ります。

簡単な流れ

  • 資格取得するのって意味あるの?
  • そもそも未経験でも取得できるの?
  • ITの職種をざっくり理解
  • ITの資格の構造を理解
  • 代表的な資格を理解
  • 資格取得対策
  • 受験申し込み手順
  • 受験にあたっての注意事項

転職する前に資格取得するのって意味あるの?

大手企業で採用を担当する立場として、たまに第二新卒未経験も募集していますが、未経験の人が資格取得をして転職活動する意味はあります!

というのも、未経験枠で募集すると大変多くの応募をいただくことがあります。

書類が送られてきた中で、未経験なのにIT系資格の記載があると、当然他の候補者と比較して目にとまります。

お仕事応援人
「志望しました。」とだけ書いてあるのと、「志望し、すぐに結果を残すために資格を取得しています」というのでは、印象が全く違います。

文字だけでは判断できないその人のスキルややる気が見える化されているので、それだけで大きなアピールになることは間違い無いです。

そのため、転職時に資格を取得しておくと、転職活動に有利に働きます。

そもそも未経験でも取得できるの?

結論から言うと、未経験でも資格取得できます!

私も未経験でIT資格を取得し、転職に成功しました。

今回ご紹介している資格は、未経験者でも勉強すれば絶対合格できる、ほぼ暗記で合格できる資格です。

また、試験はWEBテストでほぼ選択式の試験ばかりですので、筆記ほど難易度が高くないという状況です。

お仕事応援人
後ほど説明しますが、ベンダ系の資格は、市販問題集を購入して全ての問題と答えを丸覚えしてしまえば合格可能です。

ITの職種をざっくり理解

IT未経験でも手を出しやすい職種に絞って解説します。

今流行りのデータ系とかプロジェクトマネージャーと細分化はできるんですが、未経験の方には少しイメージ分かりづらいので、ここでの説明は割愛します。

職種の概要は以下の通り

職種 主な役割
システムエンジニア(SE) クライアントの要件を聞き出し、システム要件に落とし込んで、設計書を作成
プログラマ 要件定義書や設計書をもとに、実際に動くシステムをコードを書く
インフラエンジニア 製品の設定や物理的な配線を行ったり、普段私たちが見えない世界のシステムの仕事
WEBデザイナー デザイン系のツールを作って、ユーザにとって分かりやすく使いやすいデザインを実現

システムエンジニア

システムエンジニアは、クライアントの要件を聞き出し、システム要件に落とし込んで、設計書を作成します

例えば、「旅行申し込みシステムを作りたい」という要求があった時に、画面の見え方や予約の取り方・利用者請求方法などを聞き出し、それをどうやったらシステムで実現できるのかの絵を描いていきます

その絵のことを、要件定義書だったり設計書という呼び方をします。

作成した設計書をもとに、プログラマにシステムの作成指示を行います。

プログラマ

プログラマは、要件定義書や設計書をもとに、実際に動くシステムをコードを書いて作っていきます

コードを書くことを「コーディング」と呼びます。

画面を見ながら、よくわからない英語や記号・数字が並んだ画面をたまにテレビで見ることがあると思うのですが、まさにそのイメージです。

職人肌の仕事で、扱えるプログラミング言語の数や実装できる機能の幅・コーディングスピードで評価が変わってきます。

サイトの処理速度だったりバグの数というような品質面も、プログラマの腕にかかっています

インフラエンジニア

サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、データベースエンジニア(基盤)と呼ばれる人の総称になります。

プログラムを書いて動かすというよりかは、製品の設定や物理的な配線を行ったり、普段私たちが見えない世界のシステムの仕事になります。

求められる要素技術に大きな変化がないため、一度身につけると長い間そのスキルで食べていけたり、どんどん深めて年収UPを実現できます。

webデザイナー

その名の通り、おしゃれなサイトを作る技術を持つ人の総称です。

PhotoshopやIllsutratorのようなデザイン系のツールを作って、ユーザにとって分かりやすく使いやすいデザインを実現していきます。

人間工学的な部分を意識しながら、どうやったら購買に繋がるのか視点でデザインを実現していきます。

自分で作ったものが世の中に見える形で表現できるためやりがいに繋がりやすく、人気の職種です。

IT系の資格の構造

IT系の資格は、国家資格とベンダー資格に大別できます。

国家資格とベンダー資格の違い

国家資格 ベンダ資格
主催 一般企業
開催頻度 半年に一度 ほぼいつでも
費用(1回あたり) 数千円 数千円〜数万円
内容 汎用的な知識やスキルの証明

上位資格になると、プロジェクトマネージャーやITアークテクト等の役割に応じたスキルの証明が多くなる

固有スキルの証明

その製品に必要な前提知識と製品固有の取り扱いに関する知識が身につく。
製品固有ではあるが、その製品自体が業界取り扱い割合が多いため、大体どこでも通用する。

国家資格が一見良さそうに見えるのですが、結構抽象度高い幅広な知識は身につくものの、現場の業務で必要となるような知識は正直少なく、あまりおすすめしません。

そのため、基本的には未経験で資格を取得してIT企業への転職を考えているなら、具体的な業務イメージの湧くベンダ系資格をおすすめします。

お仕事応援人
因みに企業側の採用担当から見ると、未経験と言う観点からは抽象度高い幅広な国家資格より具体的なスキルを想起させるベンダ資格に注目します。

なお、国家資格が活きるのは、IT系企業に入社後、国家資格の取得が昇給条件になっている場合に活きてきます。

後は、高度情報処理を取得すると、会社から結構な額(数万〜数十万)を支払う会社もあり、国家資格の取得に慣れている人であれば、ちょっとしたお小遣い稼ぎになります。

未経験者におすすめのベンダ資格4選

未経験者におすすめのベンダ資格4選です。

選定基準は独学でも勉強すれば必ず合格できる資格をあげています。

資格名 内容
CCNA ネットワーク製品の最大手Cisco社のネットワークシステム取扱いに関するエントリー資格
LPIC Lv1 LINUXというOSに関するスキルを扱うエントリー資格
OracleMaster Bronze Oracleというデータベース製品に関するスキルのエントリー資格
Java SE Bronze Javaというプログラミング言語に関するスキルのエントリー資格
お仕事応援人
「なんだこれ、全く意味わからない」という状態から、本を買って、不明な専門用語はネットで調べて付属の問題をやってを繰り返しました。

CCNA(Cisco Certified Network Asociate)試験概要

項目 概要
試験科目
  • ネットワークの基礎
  • IPコネクティビティ
  • ネットワークアクセス
  • IPサービス
  • 自動化とプログラマビリティー
  • セキュリティー基礎
試験時間 120分
試験費用 33,600円
問題数  約100問

※ベンダが試験概要を変更する可能性がありますので、試験を受ける前に最新の情報の確認をお願いします。

ベンダが出しているとはいえ、ネットワークに関する基本的な知識を問われる問題が多く構成されており、ネットワークに関する基礎的な知識が身に付きます

IT系資格のエントリーでも難易度は少し高めですが、未経験で取得しているだけで、企業側には相当のアピールになります。

【あわせて読みたい】CCNAとは?資格の取得難易度は?徹底解説してみた >>

お仕事応援人
私は対策本だけで3ヶ月ほど勉強し、一度落ちたのですが、翌月もう一度チャレンジして、2回目でなんとか合格できました。

OracleMasterBronze試験概要

項目 概要
試験科目 <BronzeDBA>

  • Oracleデータベース管理の概要
  • Oracleデータベースのインストールおよびデータベースの作成
  • Enterprise Manager Database ControlおよびSQL*Plusの使用
  • Oracle Network環境の構成
  • Oracleインスタンスの管理
  • データベース記憶域構造の管理
  • ユーザーおよびセキュリティの管理
  • スキーマ・オブジェクトの管理
  • バックアップおよびリカバリの実行
  • データベースの監視およびアドバイザの使用
  • Oracleデータベース・ソフトウェアの管理
試験時間 120分
試験費用 32,340円
問題数  70問

【あわせて読みたい】OracleMasterBronzeとは?徹底解説してみた >>

※ベンダが試験概要を変更する可能性がありますので、試験を受ける前に最新の情報の確認をお願いします。

データベースという、大量の情報をシステム処理するための製品に関する取扱資格になります。

製品固有の仕様もありますが、一般的なデータベースの知識がつきます

DBAとSQLという二つの試験に合格しないと認定されません。

初期投資掛かりますが、データベースといえばOracleなので、取っておいて損はありません。

LPIC試験概要

項目 概要
試験科目
  • Linuxシステムのアーキテクチャを理解する。
  • X11を含むLinuxワークステーションをインストールして維持し、それをネットワーククライアントとしてセットアップします。
  • 一般的なGNUやUnixコマンドを含むLinuxのコマンドラインで動作します。
  • ファイルやアクセス許可、システムセキュリティを処理する。 そして
  • 簡単なメンテナンスタスクを実行する:ユーザーのヘルプ、大規模なシステムへのユーザーの追加、バックアップと復元、シャットダウンと再起動。
試験時間 101:90分
102:90分
試験費用 101:15,000円
102:15,000円
問題数 101:60問
102:60問

※認定を受けるには両方の合格が必要となります。
※ベンダが試験概要を変更する可能性がありますので、試験を受ける前に最新の情報の確認をお願いします。


Linuxという、システムが動くOSを取り扱う製品に関する資格になります。


こちらも製品仕様はありますが、一般的なOSマネジメントの知識がつきます。


ITで生きて行くなら、OSの知識は遅かれ早かれある程度つける必要が出てくるかと思います。

Java SE Bronze

項目 概要
試験科目 1・Java言語のプログラムの流れ
2・データの宣言と使用
3・演算子と分岐文
4・ループ文
5・オブジェクト指向コンセプト
6・クラス定義とオブジェクトの生成、使用
7・継承とポリモーフィズム
試験時間 65分
試験費用 16,500円
問題数 60問

※ベンダが試験概要を変更する可能性がありますので、試験を受ける前に最新の情報の確認をお願いします。

【あわせて読みたい】Java SE Bronzeとは?徹底解説します。

アプリケーション言語Javaに関する資格です。

コードを書いて動く実際にサービスを作る時に必要な知識が身に付きます

実際にユーザから見て動くものを作りたい!

エンジニアっぽくソースコードをガリガリ書けるようになりたい!という人におすすめです。

資格取得対策

資格取得対策は、教科書と問題集を買って、ひたすら問題集を100点になるまで繰り返しやるのみです!

不合格になるのは勉強量が足りないだけですので、徹底的にやり込みましょう!

お仕事応援人
私もベンダ系の資格試験はこれで突破していますし、まわりの同僚も同じやり方で合格しています。

ベンダ系資格のテスト方法

難易度の高い一部のテストを除いて、基本的にはwebでの選択式テストとなります。

Computer Based Testing(コンピュータ ベースド テスティング)と呼ばれています。

主催ベンダが、CBT のシステムを提供する会社にテスト開催を委託しています。

IT系ベンダ資格の受験方法

テストを開催している会社では、プロメトリックピアソンVUEいう会社が有名です。

テストを受講したい人はプロメトリックピアソンVUEで対象の資格を選択し、試験会場に受験しに行くことになります。

ベンダ系資格取得勉強の際の注意事項

試験に落ちてもお金は返ってこない

受験には1回1万数千円〜数万円かかりますが、落ちたら当然戻ってきません

合格できる自信がある程度ないと、受験料がもったいないです。

ただし、自信が出るまで待つと永遠に受験できなくなる人が出てくるため、3ヶ月後とかに申し込んで受験してしまうのをおすすめします。

最新のversion試験を必ず受講

ベンダ系資格は、対象の製品のVersionというものが結構細かく分かれており、最新のものを受験する必要があります。

出典:OracleMaster認定資格一覧

こちらはOracle Masterの資格一覧ですが、色んなVersionがあるのがお分かりいただけると思います。

基本的には、数字が大きい資格を取れば良い(11ではなく12)です

古い試験も受験可能ですが、数年するとそのVersionがベンダからサポート切れになってしまい、資格の価値が落ちてしまうため、基本的には新しい試験を受験すべきです。

スクールに通う必要は全くない

ここに記載してある資格を取得するためのスクールがありますが、資格取得の為だけなら独学でOKですので、スクールに通う必要はありません。

資格以外に、もっと他のIT知識と合わせて理解を深めたい、本質的な意図を理解したい、スキルを身につけたいということであればスクールを利用するべきです。

スクールに通って、本気で転職を考えているなら、無料で通えるプログラミングスクールという手もあります。

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【まとめ】IT未経験でも資格取得は可能!企業へのアピールになるので積極的に取得しよう

IT未経験の人がいきなり資格!?と思うかもしれませんが、実際に私が成功したやり方です。

人によっては「資格なんて意味ない!実践だ!」という人もいます。

しかし、企業の採用担当からすると、未経験でやる気があるのかわからない人を選考で通すということはまずあり得ません

そのため、「具体的に何を知っているのか」「本気で自己投資してまでIT業界に入りたいのか」を、きちんと示せるものが必要です。

それには、IT系の資格がもってこいです。

まずは数千円のテキストと問題集を買ってやってみて、自分にあってそうか見てみるのが良いと思います。

やればやるほど絶対合格する試験のレベルですし、勉強するだけなら何も損はないので、やらない手はないと思います。

その他IT系の資格やIT系以外の資格については、取りたい資格が見つかるサイト・資格ルーで詳しく解説していますので、そちらをご確認ください。

  • この記事を書いた人

お仕事応援人

●大手企業管理職 ●採用やマネジメントを担当 ●全社表彰や最優秀組織長賞等といった表彰をいくつも受賞 ●30代半ばにして年収1,300万円達成 ●大手メディアにマネジメントに関する寄稿経験あり

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